草刈正雄さんとの特別対談記事

SPECIAL TALK

俳優 草刈正雄さんとのスペシャルトーク

ライフアンドデザイン・グループ株式会社では、2019年12月より俳優の草刈正雄さんをイメージキャラクターとして起用いたします。俳優として円熟期を迎え、数々の人気作品でさまざま役柄を演じ活躍中の草刈さん。高校時代に出合った1本の映画の中の草刈さんの姿が深く心に残っているという、当社代表取締役社長 村元康との対談が今回実現しました。

  • 草刈 正雄Masao Kusakari

    1952年生まれ、福岡県北九州市出身。1970年資生堂が男性用化粧品ブランドとして初めて発売した商品の広告モデルとしてデビュー。1973年に初めてテレビドラマに出演以来、主に俳優として、そのフィールドをテレビ、映画、舞台へと広げ、活躍中。2020年にはデビュー50周年を迎える。近年の代表作は、NHK大河ドラマ「真田丸」、連続テレビ小説「なつぞら」、映画「記憶にございません!」などがある。

  • 村元 康Kou Muramoto

    ライフアンドデザイン・グループ株式会社 代表取締役社長(CEO)。1965年生まれ、東京都出身。仏教関連書籍を出版する㈱鎌倉新書勤務を皮切りに、供養・エンディング産業に携わる。2000年には業界初となる家族葬専門葬儀社「エポック・ジャパン」の立ち上げに参画、家族葬ブランド「ファミーユ」の全国フランチャイズ事業を開始した。2016年同社設立、代表取締役社長(CEO)に就任し、現在に至る。早稲田大学商学学術院客員教授としてビジネスイノベーションを研究するとともに、早稲田大学リサーチイノベーションセンター技術コーディネーター兼シニアコンサルタントとしてベンチャー企業育成にも携わっている。

村元

草刈さん、本日はよろしくお願いします。

草刈さん

こちらこそ、よろしくお願いします。先ほど(事前の雑談で)、僕が出演した古い映画を観ていただいたとうかがい、懐かしく思い出しました。

時代を超えて輝く姿が会社のビジョンと共振

村元

そう、その話がまさに今回、当社のブランドを体現するキャラクターをお願いした理由にも通じるのです。初めて草刈さんを拝見したのが、『汚れた英雄』(1982年角川映画)で、当時は草刈さんがハンサムの代名詞、ギリシャ彫刻のようなお顔をよく覚えています。ところが、社会に出てからテレビを観なくなって、次に印象深く残っているのは、『真田丸』(2016年NHK)です。あの草刈さんが、こういう役でも輝かれるのだと驚きました。

草刈さん

ありがとうございます。若くして九州から上京して、モデルから俳優になり、映画や舞台、テレビでいろいろな役柄を演じてきました。年齢に応じて求められるキャラクターが変わってきたことは感じます。

村元

若い頃の『汚れた英雄』のダンディな役柄から、歳を重ねて『真田丸』の渋い老獪な役柄まで幅広く演じられ、きっと次に何かまったく違う役でも異彩を放たれるだろうと、期待もしています。このことが、常にひとりひとりの人生に対する考え方と時代背景に合った、最適なライフデザインを提案し続けていきたいと考える当社の思いにぴったり一致したのです。

草刈さん

ありがとうございます。私が役者という仕事を続けてこられたのは、多くの方の期待に何としても応えようともがいてきて、挑戦し続けてきた結果だと考えています。今回のオファーについても、難しい仕事も積極的にチャレンジし努力を続けていれば、世の中にはそれを見ていてくれる人がいるということがわかり、光栄に思います。

人生後半の新しい過ごし方を提案する仕事

村元

当社は、エンディング産業を中心に事業展開する企業である一方で、エンディングのみならず人生の後半をいかに生きるか、お客様に最適なプランを提案していきたいと考えています。そこには、「人は死ぬためではなく、生きるために生まれてくる」という思いが根底にあるのですが、親を見送った世代が、その後の長い人生をどう生きるかを想定している人は少ないと思います。それは時代の変化に気持ちがついていっていないのでしょう。

草刈さん

確かに自分が若い頃は、今の僕の年齢で働いている人は少なかったですし、今の同世代の友人たちを見ても働き方や家族のあり方が昔とはだいぶ変わりましたね。

村元

そうなんです。いま日本の平均寿命は男性81.25歳、女性は87.32歳(2018年厚生労働省発表)です。男性でも80年を超えても10年以上生きる人は大勢います。この間に先に亡くなった人を供養しつつ、自らが生きた証をどう創っていくのか。定年後の20年以上の人生、子育てが終わった後の時間のデザインをお手伝いする、これが当社の使命でもあり、社名の由来にもなっているんです。

草刈さん

社長の話には、僕もいろいろ考えさせられます。自分でもびっくりしますが、もう67歳なんですよ。いまでは友人知人が集まると、話すのは健康のことばかり。テレビでも健康番組ばかりを見ています。でも具体的な人生設計やライフデザインまで考えていなかったので、非常に興味深いですね。

ライフイベントを通した人生のありかたを創造

村元

俳優さんには、定年がないですね。ご高齢でも演じていられる俳優さんもたくさんいらっしゃいますし、ある意味、一生続けていける仕事ですよね。

草刈さん

それがこの仕事と出合えてラッキーだと思うことのひとつです。これからも思いきり、体が動く限りこの仕事を楽しんでいきたいですね。

村元

一般の方には、大きなライフイベントがいくつかあります。就職や転職、結婚や出産、お子さんがいらっしゃれば入学・卒業や独立など。特に、定年や身近な方の葬儀は、人生のありかたを考えさせる大きなきっかけになります。そうした人生の節目に、それからの人生をどう過ごしていくか、私たちはそうしたライフデザインの手助けをしたいと考えています。

ひとりひとりの幸せな時間を創造するのが使命

村元

私はゴルフが好きで、健康のためにも時間の許す限りコースに出ているのですが、草刈さんはなにか趣味はお持ちですか?

草刈さん

僕にとっては、仕事が趣味のようなものです。だいたい僕は、仕事以外ではたまにテニスに行くぐらいで、基本的に自室のソファから動かない。本当に頭の中は芝居のことでいっぱいなんですよ。

村元

なるほど。俳優というお仕事は、別の人の人生を演じる仕事ですから、色々と事前に考えたり準備したりすることが多いんでしょうね。草刈さんは、この人に代わって生きてみたかったと思う役を演じられたことはありますか。

草刈さん

最近では『真田丸』の真田昌幸は、おもしろい役でしたね。武将然としていなくて、お茶目な一面を見せ、時には息子にすがりつく、非常に人間らしく魅力的な人物です。役者人生の中でもナンバーワンの役と言えるかもしれません。現場では、皆楽しんで仕事をしていて、とてもアットホームな雰囲気でした。衣装スタッフさんが作ってくれた衣装もぴったりと役柄にはまり、着て登場すると、皆が「おおっ」と感嘆の声を上げてくれる、本当に幸せな時間を過ごすことができました。

村元

私たちの仕事はまさに後半の人生の「衣装」を決めるようなものです。俳優の役柄に合った衣装がそれぞれ異なるように、その人、その人に合った人生を個別にデザインしていくのが使命だと思っています。真田丸の衣装のように「おおっ」と言われるような新しい形、これまでになかった、ひとりひとりのお客様を幸せにするサービスを世に出していきたいですね。

時代の変化に対応しつつ人の心に寄りそうサービスを

村元

これから先も社会は大きく変化していきます。特にAIやIoTなどのデジタル技術の進化のスピードは急激で、技術革新にあわせたライフスタイルも大きく変わりつつあります。

草刈さん

ネットやスマホをうまく利用する人が増えました。僕を含め、俳優仲間でもブログやSNSなどで出演情報などを伝えたり、中にはファンとの交流に使っている人もいます。僕もデジタル技術が社会を変えていると感じることがよくあります。

村元

私たちが属するエンディング業界でも、そうした最新技術の活用はすでに視野に入れて取り組んでいます。技術や環境の変化から生まれる新しいアイデアを形にすることで、一人一人のお客様のニーズにしっかり応えていきます。革新的でありながら、人の心に寄りそった独自の商品やサービスを開発し提供していきます。

草刈さん

今回お話を聞いて、当たり前のように過ごしている日々の幸せを再確認しました。これをきっかけによりよい人生を送るために、自分の”ライフデザイン”を改めて考えてみたいと思います。

村元

私たちも、草刈さんならではのライフデザインである、「人生の衣装づくり」をぜひお手伝いできればと思います。本日はありがとうございました。